Milkmeta

Front-end web developer / Wikipedian / OCD patient

ぃきざま

何かを書き続けるということは、これはもう力尽き感との壮絶なる戦いを意味することなのです。

Web上での言論経験が浅い私のような物書きが一度この力尽き感に襲われてしまうと、これは私の極個人的な感想ですが――そのことがいわゆる「現実世界」での生活には全く支障が無いことに平穏を感じたり、しかしその妙に落ち着いた気味の悪い感覚の中で過ごす日々にはじわじわとした痛みが伴って、その痛みがだんだんと強く体を覆っていくことに辛さを覚え、テキストエディタに向かわず無難に過ごす夜が凄く退屈に思えたり、五感から伝わる些細でどうでもいい発見を言葉として出力していたことが凄く懐かしくなって、その全てが現状に対する否定でしかないということを、いろいろと考えたりもするんです。

今回一ヶ月近く記事を書かなかったことは、ごく一般的なネタ切れであったり、「現実世界」における心的疲労から来ていたり、その他色々「よくある」ことなのでしょう。
しかし一人の物書きとして、一人の人間として……決して「よくある」では済まされない体験だということを私は勝手に信じているし、そういう人も多分一人や二人はいるんじゃないかと勝手に想像して――鏡に映る自身の顔に「ああ、まだ生きてるな」って言ってみたりするような気分でいまこの文を私は書いているわけなのです。

おっ、指先に感覚が戻ってきたような気が。
キーを叩くのが無意味に楽しい。
つーかさっきから「感」の字ばっかりじゃないのこの人は。あはは。

これ校正いくつやったかな。昨日の15時から書き始めて……あ、全然違う文になってる。
ま、いっか。いつもこんな風に書いてたし、とりあえず。
まだピンと来たわけじゃないけど、まあ。

あっ、これ15日と15日で本当にちょうど一ヶ月だ。何だか不思議な気分。