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Hello, my friend
mixi日記といっても、自分の場合は全体公開にしてるから
あまりはてダと書けることも違わないのだろうけど、
書くまでのハードルは確実に低い気がして、
そういう訳でいくつか書いてみる。
再放送の『Yes! プリキュア5』を観ながら。
専門学校を卒業して、とりあえず3ヶ月は
「何もしてない」ような状況を続けてた気がする。
まあニートの生活と言っても、自分の場合は
普段のネット依存な生活がそのまま1週間続くだけの話、
RSSとアニメとポッドキャストと未読を見るだけ見ていれば、
とりあえず苦しまずに生活出来るわけで。
で、燃え尽き症候群? 的な状況をなんとかしようと、
病院に通い始めたのが6月で、
Twitterを始めたのが8月で、
休眠状態のブログを再開したのも8月で、
…あと、何があったっけ?
お台場でグッドデザインエキスポと1/1ガンダムを観たり、
横浜まで出向いてサマーウォーズを観たり、
川崎まで電車を乗り継いでAVATARを観たり、
六本木でSENSEWARE展を観に行ったり、
メディア芸術祭でまたサマーウォーズを観たり、
あとは… 蒲田の卒展と八王子の卒展、か。
大したことは、してないな。
グラフィックで2年学んだことを活かせているかといえば、
一応サイトを作ったり、一応名刺を作ったり、
…そんなことをしてましたが、そろそろ限界です。
とりあえず今は、中途採用の求人とか、
正社員採用のあるアルバイトを探していて、
今日、1社から面接の連絡がありました。
とりあえず、考えたことは日記に上げてみることにします。
Twitterは気楽なんだけど、1つ1つのテーマに
生真面目に考える時間があってもいいような気がするので。
続く…予定。
初出: mixi (2010年04月02日掲載)
とある母校の卒展会場。
1月30日、JR東日本・桜木町駅。ある専門学校の卒展会場へ向かおうと、私こと裄乃由紀野は歩いていました。かつて2年間通っていた、思い入れのある学校の卒展。無職となった今この立場でも、やはり顔を出さずにはいられない気持ちがありました。
港町・横浜。みなとみらいの空は抜けるように青く、借りものの超広角レンズを試すには絶好の場所。流れる景色に気をやりつつ、地図を片手に会場へと向かいます。
「BankART 1929」は横浜市が推進する歴史的建造物を活用した文化芸術創造の実験プログラムです。BankART(バンカート)は元銀行であったふたつの建物を芸術文化に利用するという意味を込めた造語。ちなみにその舞台となる旧第一銀行と旧富士銀行の建物はどちらも1929年に建てられました。世界恐慌の始まったこの年はニューヨーク近代美術館(MOMA)が設立された年でもあり、芸術にとっては記念すべき年といえます。
「BankART 1929」とは?
会場となる「BankArt Studio NYK」に訪れるのは初めてです。細い路地を抜けると、赤レンガ倉庫や大さん橋のターミナルも見渡せる立地にそれはありました。階段を上がり、2階のギャラリーへ。
高い天井にむき出しの配管、リノベーションの醸し出す趣きに関心しながら、受付で写真撮影の可否を一応確認。
母校といっても、私が通っていたのとは別のキャンパスなので、そこは違った雰囲気は感じられなくも無いのですが…。
写真撮影を頭の片隅に置きながら、作品を見て回ります。
ちょうど1年前は、裄乃由紀野も卒制の進行に四苦八苦したりそうでもなかったりと、慌ただしい日々を送っておりました。卒業からだいぶ日が経って、だんだん忙しさから遠のいて… 久々に新鮮な空気を感じます。懐かしく、なんだかこそばゆい刺激感。
作品解説を読んでみたり、あるいは感じるままに想いを巡らせたり。
…ぐるぐると会場を歩いていると、そろそろお昼時。
昼食をとろうと会場を離れたのはいいものの、歩いていたら道に迷ってしまい… 結局携帯のGPSに頼りながら、いつものサイゼリヤへ。ミラノ風ドリアで食欲を満たしつつ、撮った写真を確認したり、movatwitterでタイムラインをチェックしたりとしていました。
再び会場に戻ると、そこには散々お世話になった恩師の姿が…
1年ぶりに交わす挨拶は感無量ですが、やはり「今何やってるの?」の一言が胸に刺さります。いまさら過去を振り返っても仕方がないものですが、何も変わっていない自分自身にちょっとだけ寂しさを覚えたり、あるいは考え込んでしまったり。
さすがに「ニートやってます」とは、言えなかった。
2月の終わりには、本当に自分の後輩たちの卒展を観られるということなので、その時までに状況を少しでも変えたいところですが…。
その時は誰に頼まれるでもなく、またレポートでも。
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時雨沢恵一、『お茶が運ばれてくるまでに』。
『キノの旅』で知られる時雨沢恵一氏の新刊を買いました。
メディアワークス文庫というレーベルは始めてなんですが、大人世代を意識したラインナップなのかな?
時間のあいた時にでも、ゆるりと読んでみることにします…。
お茶が運ばれてくるまでに―A Book At Cafe (メディアワークス文庫)
キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))
キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)
『学園キノ』最新刊も読んでなかったので、一緒にお買い上げ。
109シネマズ川崎、『アバター』。
「映画は映画館で」というフレーズが最高に似合う映画。
3D技術の話題がニュースになる度に「『アバター』が公開されてからが勝負だ」とあったから、結構前から関心はあったはず。でも自分で見に行くとは思わなかったし、電車を乗り継いで遠い街の劇場に出かけるなんて、あの頃だったら「そんなバカな…」と笑っていたと思う。
それでも何か得られるものはあるはずと信じて、行ってみたのが先週の話。3DもIMAXも未体験、ラゾーナには行ったことないし…なんて自分には大きな体験になる、そう言い聞かせて。
上映時間が長いものだから落ち着かないタイプの人もいるだろうし(私)、決して大っぴらに勧められるものではないけれど…それでもね、少しでも惹かれる要素を見つけられたのであれば…映画館に行ってもらいたいなぁ、と思います。テレビの狭い枠に収めておくには、あまりに勿体無い作品だと。
映画館で観れる今このタイミングを逃すのは本当に惜しい、そう言い切れる3時間の没入体験。オススメです。
写真を撮るって、どういうこと? を見つける本。
さて、初めてのデジカメを買ったことはようやく前回の記事で書いたので…いつもの本の話でもしましょうか。
写真の話をするとき、まず出てくるのは「テーマ」でしょう。一口に写真といっても人それぞれ趣向は違うわけですから、それぞれの被写体に適したテクニックが必要といえます。基本的なカメラの操作方法から始まって、例えば風景写真の撮り方、料理や小物をきれいに写すワザ、印象に残るポートレートの作り方…そういう技法の話は数多くの写真本に乗ってるわけです。カメラ雑誌、機種別のムック、単行本と。
もちろんそういう知識は大事なことだとは思うんです。思うんですが、まともにカメラを持った経験のない自分には一つ引っかかるところがあるわけで…
「それで、自分は何を撮ればいいの?」と。
これは私だけかもしれないんですが、欲しかったカメラを買った後に「さて、操作方法もわかったけど…何から撮ろうか?」というのはあると思うんです。手段が目的化するというか、機材や技法の話に引っ張られて、肝心なところを忘れてしまうっていう感覚。カメラは持ってるけど、撮るのはたいてい記念写真。いま一つ面白い一枚が撮れないなぁ…っていうもどかしい経験、ないですかね。
…ということで、まず「写真を撮るって、どういうこと?」という疑問に答えてくれそうな本を、何冊か探してきたわけです。
そうですね…やっぱり、疑問に思うことは間違ってなかったのかな、とは思いました。
例えば『いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術』はデジカメを身近に楽しむためのヒントが詰まっていますし、『狙いどおりの写真を確実に撮る プロ直伝のデジカメワザ』はブログや仕事で使える一枚を撮るための技術が、『日々是カメラ』には女性らしい柔らかな風合いを感じられる作例が…と、それぞれ新鮮な感覚を与えてくれるものでした。
少し趣向を変えた『ぼくとライカの旅 パリ・ヴェネチア編』も…いいですね。短い旅を豊かに感じさせてくれる、そんな写真の奥深さが素敵な一冊です。
他にも面白い本を見つけたらまた書きますので、その時はよろしくお願いします。
LUMIX DMC-GF1。
生まれて初めて、デジタルカメラを買いました。
メーカーはパナソニック、名前をルミックス・GF1といいます。いわゆるコンパクトデジカメに似たかたちをしていますが、レンズを交換できるデジタル一眼カメラの一つです。色はホワイト・レッド・ブラックの三色で、私が選んだのはレッド。
冗談抜きに、カメラを買ったのはこれが最初のことです。ザ・衝動買い。キャズム越え。携帯の写メで満足していた自分からすれば、かなり画期的な判断ではないかと思います。この↑一枚を撮ったのも、やっぱり携帯。そんな私が…なぜこのタイミングで?世の中には多種多様なデジカメが発売されているというのに、今になって急にデジカメとか、どうよ?
というのを、少し。あえて題名をつけるなら、「私と写真の話」とでも。
元々、カメラ文化には興味がありました。写真技術の基礎、撮影機材のいろは、そしてユーザー文化。しかし自分がその中に入ろうとはしてきませんでした。大のカメラ好きの父のもとに生まれたせいか、あるいは写真が趣味の弟に距離を置くためか、ずっと「自分のカメラを持つ」という発想が抜け落ちたままの日々を過ごし、これまで写真と向き合ってきたわけです。大きなカメラを持ち歩きたくない、撮りたい趣味も特に無い、何よりカメラを持つ姿が似合いそうにない…と。
しかしそろそろ2010年、写真表現を学びたい気持ちを心の中に閉じ込めるには限界が… というタイミングで発表されたのが「オリンパス・ペン」や「ルミックス・Gシリーズ」といった新しいタイプのデジタル一眼カメラでした。小型軽量で街撮りに向き、満足できる画質を備え、何よりカメラとしての基本を十分押さえている…ようやくというか、やっとというか、自分に合った写真のスタイルを見つけたわけです。特にこのGF1は見た目に尖ったところがなく、落ち着いた風情を感じられるとあって気になる存在でした。店頭の展示機を隅から隅までチェックし、預金通帳を何度も確認しながら…もう迷う必要はないよね?と。
使ってみてですが、とりあえず…バッグの中にGF1を入れといておけばどこへ行くにしても気軽に撮影できるので、小型軽量は本当にありがたいですね。操作感もパナソニックらしい気の利いた作り込みがされていて、なんとも。
落ち着いてまともに使えるようになったら、その時はFlickrの話を絡めて色々上げてみます。
Panasonic デジタル一眼カメラ GF1 レンズキット(20mm/F1.7パンケーキレンズ付属) アーバンレッド DMC-GF1C-R