なのです。はい。
このMilkwhite::metaphorsのロゴ、元々は別のフォントを使おうとしていたのね。リコーの「HGep042」っていう年賀状ソフトに付いてきたものを使おうと。ところが違和感がいくつかあって……
- 文字の太さが足りない。ロゴに使うには細すぎる。
- 字間が十分調節されていない。組み合わせによっては隙間が空きすぎる。
- 字の高さにバランス感覚がない。もっと安定感が欲しい。
- 気に入らない字がある。これも何とかしたい。
暫くは手作業で調節していたけれど、やはり面倒で時間がかかる。そこで、ドローソフトのIllustratorとフォント作成ソフトのOTEditを使ってフォントを一から作りなおすことにしたの。
- Illustrator上で字体を作る。元のフォントを参考にしながら線を引き、アウトラインを作成してマスターを用意。
- OTEditに字体をコピー、文字幅を合わせて保存。
- 実際に文章を表示させてチェック。文字サイズを変えたり字間を調節したりして不都合な点を洗い出す。
- 最初に戻る
こういう手順で出来たのがコレ。名前はまだ無い。今のところ悪くはないと思ってる。
で、ここまでの作業で「はて、これって著作権法的に大丈夫か?」と。フォントそのものを公開していないとはいえ気になる……ので調べてみたら、判例ではフォントを著作物として認めていない上に意匠権もほとんど認められないらしい。google:フォント 著作権。ということは今のフォント業界ってかなり厳しいところに置かれているってことなのか?もう少し調べてみるか……