ずっと前から気になっているのが「ひらがな4文字」「カタカナ4文字」のテレビアニメ。最近になって急激に増えたような感じがして何なんだろうなーと思ってたので、この際だからとリストを作ってみようと思い立った。
で、ようやく作り終えた後にタイトルがひらがな4文字の漫画・アニメ・ゲーム・ライトノベルを挙げてくださいを見つけてしまうという何とも間抜けな結果に。
しかしもう作ってしまったので、どうせならと公開することにした。そこ、「結局暇だったんでしょ」とか言わない。
条件
元となる作品データとしては、アニメ作品一覧やテレビアニメ放映リスト等を使い、必要に応じてGoogleを使用することとした。
作品の定義としては、曖昧だとあまりにも範囲が広くなってしまうため、ある程度は決めることに。
- 日本国内で製作され日本で放送されたテレビアニメシリーズ
- 記号は基本的に含めない
- 副題の類は含めない
- 漢字・英字が主体の場合は除外
- 「ザ・」は語が途切れるので除外
- その他超法規的解釈も一応許可
結果
表形式で。見落としや偏見が多少含まれているかも。備考はWikipediaより、括弧内は私の注記。
初出 | 4文字で | 正式名称 | 備考 |
---|---|---|---|
1966-10 | ロボタン | ロボタン | 登場キャラ「ロボタン」 |
1967-04 | パーマン | パーマン | 登場キャラ「パーマン」 |
1968-10 | ドカチン | ドカチン | |
1969-10 | ムーミン | ムーミン | 登場キャラ「ムーミン」 |
1970-10 | のらくろ | のらくろ | 登場キャラ「のらくろ」 |
1972-10 | ハゼドン | ハゼドン | |
1974-10 | カリメロ | カリメロ | |
1975-10 | クムクム | クムクム | |
1976-10 | ドカベン | ドカベン | 登場キャラ「山田太郎」の愛称 |
1982-04 | パタリロ | パタリロ! | 登場キャラ「パタリロ・ド・マリネール8世」 |
1984-04 | らんぽう | らんぽう | 登場キャラ「らんぽう」 |
1989-10 | がきデカ | がきデカ | 「少年警察官」 |
1989-11 | チンプイ | がきデカ | 「ちちんぷいぷい」 |
1990-04 | ガタピシ | ガタピシ | 登場キャラ「ガタピシ」 |
1992-08 | ヤダモン | ヤダモン | 登場キャラ「ヤダモン」 |
1995-04 | ぼのぼの | ぼのぼの | 登場キャラ「ぼのぼの」 |
1998 | パニポニ | パニポニ | 作中用語「パニポニ村」 |
1998-10 | ガサラキ | ガサラキ | 作中用語「餓沙羅鬼」 |
2000-04 | ラブひな | ラブひな | 「LOVE!ひなた荘」 |
2001-10 | カスミン | カスミン | 登場キャラ「春野カスミ」の愛称 |
2002-04 | ぴたテン | ぴたテン | |
2003-04 | コロッケ | コロッケ! | 登場キャラ「コロッケ」 |
2003-07 | なるたる | なるたる | |
2003-07 | ぽぽたん | ぽぽたん | 「たんぽぽ」 |
2003-10 | まぶらほ | まぶらほ | |
2004-01 | ごくせん | ごくせん | 「極道育ちの先生物語」 |
2004-01 | ゆめりあ | ゆめりあ | 「夢エリア」(「夢+リアル」じゃなかったっけ?) |
2004-04 | ぷぎゅる | ぷぎゅる | |
2004-10 | うたかた | うた∽かた | 「詩片」 |
2004-10 | ジパング | ジパング | 「ジパング」 |
2005-01 | まほらば | まほらば 〜Heartful days〜 | |
2005-04 | フタコイ | フタコイ オルタナティブ | (「双子+恋愛」で合ってる?) |
2005-06 | かみちゅ | かみちゅ! | 「神様で中学生!」 |
2005-07 | ぱにぽに | ぱにぽにだっしゅ! | |
2005-10 | ノエイン | ノエイン もうひとりの君へ | 登場キャラ「ノエイン」 |
2006-01 | かしまし | かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 | 「女三人寄れば姦しい」 |
2006-01 | マジカノ | マジカノ | (第1話が「彼女が魔女って、マジですか」) |
2006-04 | いぬかみ | いぬかみっ! | 作中用語「犬神」 |
2006-04 | エアギア | エア・ギア | |
2006-04 | ひまわり | ひまわりっ! | 登場キャラ「日向ひまわり」 |
考察
こうやって見ると、多いような少ないような。注目すべきは2003年に急増したところ?それまでのペースからは明らかに違う何かを感じるというか。しかし主人公がそのままタイトルになるケースが多すぎる。これは再確認。
「パソコン」「デジカメ」「ケータイ」「エアコン」、日本人は何でも4文字略語にしたがるというのがありますが、これを見るともしかしたら必然的なことなのかもって考えてしまった。
それと、これらの名前は聞いたときに大体どういう作品なのかが判るように出来てるというのも再確認。